2006-10-01 Sun
期待を裏切らない、デヴィ夫人の「田舎に泊まろう」

テレビ東京の「田舎に泊まろう」は、どうやら人気番組らしい。

だけど、私は嫌いなんだ。

一般人の日常に割り込んで泊めてもらうには、
それだけ大変な事態が起こってなきゃ。

旅行中、病気になったとか、
道に迷ってるうちに交通手段がなくなったとか。

にっちもさっちも行かなくなったとき、
はじめて頭を下げて、泊めてほしいと願い出るのが筋ってもんだろ。

それを後ろにTVカメラを控えさせ、
半ば暴力的手段で宿泊権をもぎとっていく。

どんなところでも、自分の暮らしてる場所で、日常を一生懸命営んでる。
なのに、田舎を勝手にレジャー化させて、「田舎に泊まろう」だなんてどうかしてる。

だいたい、番組のタイトルからして気に食わないのだ。

「田舎に泊まろう」じゃなくて、「田舎に泊めていただく」だろ。

こういう番組だから、せめて腰の低いタレントを使ってほしいのに、
よりによって、今日のゲストはデヴィ夫人。

わたくしを、泊めさせてあげてもよくってよ」ってな態度の交渉しかできない。

案の定、どこに泊まるかなかなか決まらず、
暗くなってから、ようやく若夫婦の家に宿泊決定。

だけど、デヴィ夫人、自分から会話を始めることを知らないもんだから、
この番組のファンの旦那もいたたまれず逃げ出す始末。

いつもの感動シーンも完全に盛り上がりに欠けた。

しかしね、企画的には失敗とはいえないと思う。

なぜなら、この番組にあまりに不似合いなデヴィ夫人が、
どうやって泊まるかに興味をひかれ、私が思わず見てしまったから。

テレビ東京にしてやられた気分だよ。


デヴィの「ここまで言ってよろしいかしら」デヴィの「ここまで言ってよろしいかしら」
ラトナ・サリ・デヴィ スカルノ (2000/11)
あうん

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