2006-10-13 Fri
ドラマ版は、映画版よりも相当にぎやか 〜セーラー服と機関銃〜

映画「セーラー服と機関銃」は3回くらい見た。
原作も何度か読んだ。

で、本日スタートしたドラマ、「セーラー服と機関銃」、見てみましたよ。

比較はどうしても、してしまう

例えば、主人公星泉の父親が急死した悲しみの表現の仕方。

映画版で薬師丸ひろ子は涙を1滴も流さずに、
祭壇に手を合わせて、「でも、大丈夫」(うろ覚え)と言うだけ。
たったこれだけで、父が死んだ悲しみを表現する。

これに対してドラマ版で、長澤まさみは、
学校をサボり、父と行くはずだった浅草で丸一日過ごす事で、悲しみを表現する。

映画館で、煎餅を泣きわめきながら食べたり、けっこう大騒ぎ。

考えてみれば、映画版で、薬師丸ひろ子が泣くシーンはほとんどない。

唯一覚えているのは、
ヤクザの組員の運転するバイクの後部座席に乗ったとき、
「組長、俺の背中が濡れてるんですけど」(超うろ覚え)とか言わせて
泣くシーンを表現してた気がする。

遠くから撮影してるので、薬師丸ひろ子が涙を見せる事はない。
非常に間接的な表現だ。

映画版は感情表現の表し方が淡白なのである。
でも、決して感情表現そのものが淡白なのではない。
淡白に表すことで、より激しく喜怒哀楽を感じさせるのだ。

これに対して、ドラマ版は感情表現の表し方が、派手

今日も自殺しようとする堤真一に、
「あなたが死んだら悲しむ人がいるでしょう!」とまたもや
長澤まさみが涙を流して訴えてた。

ドラマとしての質は悪くないと思う。丁寧に描いている印象を受けるし。

ただ、個人的には、映画版の淡白な表現の仕方が好きだし、
長澤まさみがちょっとうるさく感じるので、これからも見るかは微妙なトコ。
  

セーラー服と機関銃 セーラー服と機関銃
薬師丸ひろ子 (2006/10/20)
角川エンタテインメント
     
セーラー服と機関銃 セーラー服と機関銃
赤川 次郎 (2006/09/15)
角川書店
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