群馬大の医学部に56歳の女性が入学不合格となった件。
前橋地裁は、「年齢により差別されたことが明白とは認められない」と、
原告の請求を棄却した。
確かに56歳で入学しても、順調にいって、卒業できるのは62歳。
医者として社会に貢献できる期間は、若者よりも当然短い。
大学側が年齢を理由に入学を拒んだとしても、仕方ないとも思える。
しかし、医学部に入学する労力は大変なもの。
もしも年齢が理由だとしたら、初めから年齢制限を明らかにすべきだ。
もっとも大学側は年齢を理由だとはいってない。
「総合評価」で不合格だったと主張。
しかしこの「総合評価」ってなんなんだ。
国立大学で、こういうブラックボックスを、認めちゃいかんだろう。
私学なら、その大学の方針ってものがあるから、
大学側が恣意的に選抜しても仕方ないとも思える。
だけど、国立大学って、どんな事情の人でも平等に勉強できる
機会を与える場だろう。
あくまで選抜は平等に行われるべき。
そして、平等に選抜したことを示すべく、選抜過程を明示すべきだ。
群馬大がしている事は、「大学の自治」の濫用だ。 