2007-02-13 Tue
国生さゆりの天下は続く  〜バレンタインの定番曲〜
『ロンドンハーツ』で国生さゆりが21年ぶりに、
当時の衣装・振り付けで「バレンタイン・キッス」を歌ってた。
あの頃のまんまとまでは言わないが、
大して違和感がなかったのはさすが。
40歳とは思えないステージで、結構楽しかった。

「バレンタイン・キッス」は、バレンタインの定番曲なわけである。

発売されてから20年以上経つが、未だに2月過ぎると
TVやコンビニで耳にする。
洋楽なら「マイファニーバレンタイン」があるが、
邦楽でここまでメジャーな曲はない。

邦楽のクリスマス・ソングは腐るほどあるのに
バレンタイン・ソングがないのは、
バレンタインは「女が男に想いを伝える日」という
大前提があるからだろう(本当は違うらしいが)。
守備範囲が狭いのだ。

だけど、いまどきのバレンタインってどうなんだろう。
女子中・高校生が男子生徒に告白するというイベントは
存続しているのだろうか。
怖いものなしの今どきの女子中・高校生は、
バレンタインなど待たずに、とっとと告白してるのではないか。

放課後、意中の男の子の靴箱にチョコを入れたり、
待ち伏せして「好きです」とかなんとか言って気持ちを伝えたり。

まだまだ、こういうイベントをこなしてる女子中・高生は、
いるのかもしれない。

しかし、こういう純朴な女子中・高生ををテーマにした歌詞は、
J−POPとしては、もはや時代遅れなのである。

また、社会人の女にとってバレンタインといえば
「会社で義理チョコを配る日」である。
義理チョコについて歌っても定番曲になるわけない。

さらに、ミチルさんが書いてるように
バレンタインデーに「自分で食べるためにチョコを買う女」が増えてるらしい。

だけど、「毎日お仕事大変。
今日は、特別に自分へのご褒美にチョコを買おう」
なんて歌詞の曲が定番曲になれるわけない。

新しいバレンタインの定番曲は作りづらい状況にあると思う。

こうして来年も再来年も
国生さゆりの「バレンタイン・キッス」は、
2月過ぎあたりから流れ続けるのである。


GOLDEN☆BEST/国生さゆり SINGLES GOLDEN☆BEST/国生さゆり SINGLES
国生さゆり、国生さゆりwithおニャン子クラブ 他 (2002/11/20)
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