2007-03-14 Wed
飯島愛の処世術  〜引退によせて〜
初めて飯島愛を認識したのは「ギルガメッシュないと」であった。
細川ふみえと微妙な距離感を保って出演していた。

当時は細川ふみえの方が圧倒的に露出が多く、
ギルガメ内でも飯島愛は細川ふみえの当て馬的存在であった。
番組内ではとにかくAV出身の猥雑さを振りまいていた。

その後、自分を上手に解放できない性格が災いし、
細川ふみえをテレビで見かけることはほとんどなくなった。

一方の飯島愛は、その後バラエティ番組にひっぱりだことなる。

AV出身という負のイメージを背負った彼女が
ここまでTVに定着できた要因として、
彼女が意外なほど自分を語らない事があると思う。

恋愛経験豊富そうな印象があるが、自分の恋愛の具体的な話は
ほとんどしていないのではないか。
「ロンドンハーツ」等に出演した時に突っ込まれてはいたが、
具体的な内容に触れずに答えているのを見かけた。

「本当の自分」を語ることが異常なまでに
受け入れられてる最近の日本ではあるが、まだまだ
AV出身者が過去をTVで得意げに語ることまでは、許されない

飯島愛は自叙伝「プラトニック・セックス」を出版しているじゃないか、
と思われるかもしれないが、
あの自叙伝、「マイナスの過去があってこそ今の飯島愛がある」とは
解釈してあげられないほど、マイナス要素のオンパレードであり、
最近語られるがちな「本当の自分」とは全然違う。

自分を殊更に主張しないこと。
気遣いの人と思われるよう振舞うこと。

これが、AV出身でありながら、芸能界でメジャーな存在で
居続けるための、飯島愛の処世術だったように思う。

プラトニック・セックス プラトニック・セックス
飯島 愛 (2000/10)
小学館


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