2007-09-26 Wed
キャッチコピーの使いすぎ 〜どんど晴れ「おもてなしの心」〜
NHK朝の連続テレビ小説「どんど晴れ」は今週で最終回をむかえる。
このドラマを見ていて思うのは、
キャッチコピーというのは、使えば使うほど安っぽくなるってこと。

このドラマで使われているキャッチコピーは「おもてなしの心」。
どんな事件があっても、「おもてなしの心」で全て解決。

名門旅館「加賀美屋」が買収されそうになっても、
ヒロインの「代々続いた『おもてなしの心』がある限り、加賀美屋は大丈夫です。」
の一言で光明がさしてしまう。

乗っ取り屋の旅館合理化政策に対しても、
『おもてなし』ができなくなると抗議。

女将も「今は余計な事を考えないで精一杯、
お客様を『おもてなし』する事だけが、私の出来る事。」と奮起。

とにかく話が全て「おもてなしの心」中心に進んでく。

旅館のドラマだから、接客術を話の中心に据えるのはアリだろう。

だけど、そこで同じキャッチコピーをふんだんに使用すると
脚本の稚拙さが露呈する。

「おもてなしの心」というキャッチコピーを使わずに、
「おもてなしの心」を演出する方が、
より「おもてなしの心」を大切する気持ちが伝わると思うのだが。
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2007-08-31 Fri
聖子ネタを使いまわす郷ひろみ  〜「青い珊瑚礁」をカバ〜
ワイドショーで郷ひろみが出演している
ヘアケア用品「Produce(プロデュース)」のCMを見た(9月8日放送開始)。
松田聖子の「青い珊瑚礁」カバーした、という事で話題になってる。
久々にインパクトのでかいCMだ。少なくとも私にとっては。

しかし、格好悪。

いや、別に「あ〜、私の恋は〜」を「あ〜、私の髪は〜」と
替え歌してることとか、
車のウインドウが開いていきなり歌いだすこととか
そのへんをつかまえて格好悪いといってるのではない。

いつまでそのネタ使いまわす気だ、という意味の格好悪さである。

確かにその昔、
郷ひろみと松田聖子は付き合っていたらしい。
私の世代の人間にとっては、歴史的事実みたいなもんだ。

しかしあれから20年以上経過。
現在郷ひろみは51歳。松田聖子は45歳。
2人とも他の人と結婚して子供生んで離婚してまた結婚してという
芸能人人生を送ってきたわけである。

芸能人が色恋沙汰もコミで自分を売り物にしてるのは
十分、分かっている。

だけど、誰もが忘れてるそのネタにしがみつくのは
いい加減やめたらどうか。見苦しい。

ま、2人とも60歳を越えたくらいで、
「生まれ変わる前に一緒になりました」とか言って
再婚するんだったら、むしろ見直すけどね。
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2007-08-23 Thu
さよなら欽ちゃん
萩本欽一は、「欽ちゃん」と呼ぶしかない。
欽ちゃんについて語るときは、欽ちゃんと呼ぶしかないのである。
そりゃあ「萩本欽一がさ〜」と語ることもできないわけではないが、
「萩本欽一」と呼ぶと変にこだわってるみたいな印象を与えてしまう。

要するに、欽ちゃんを欽ちゃんとよぶとき、
まるで谷亮子をヤワラちゃんと呼ばなきゃならないのと、
同じジレンマを感じるわけである。

ああ、呼びたくない。

まあ、そんな私のジレンマなどはどうでもいいが、
欽ちゃん、24時間テレビでマラソンを完走したわけである。
視聴率も良かったようだし、募金額も相当集まったみたいだし、
欽ちゃんさまさま、と言ったところだろう。

そして、ときどきTVで見かける欽ちゃんに辟易している私でさえも、
24時間TVのマラソン中継をみてさほど嫌悪感を抱かなかった。
正直これは意外であった。

でも、これは欽ちゃんが久々に視聴者に受け入れられたわけではない。
欽ちゃんが余計なつっこみをせず、何も言わずに走ったから、
そして肉体的にマラソンを走るには限界だったから、
欽ちゃんを受け入れたのである。
万が一欽ちゃんが欽ちゃん走りをしようものなら、
すぐさまチャンネルを変えた視聴者がいたはずである。

欽ちゃんが有効なのは24時間TVのマラソンランナーとしてだけであって、
これを機に欽ちゃん再ブレークとは行くはずはない。
いわば芸能界の引退レースといったところか。

さよなら欽ちゃん。素晴らしい花道だったと思う。

それにしても、昨年アンガールズをマラソンランナーに起用したとき、
番組制作者が
「ひょろひょろのアンガールズが走れば
視聴者の同情を買うから視聴率もあがるだろう」
というような意味のことを発言していた。

この製作者は人を人とは思ってないな、と思ったが、
そのアンガールズが昨年余裕でゴールしてしまったので、
今年は百パーセント、ボロボロになってゴールしてくれる人を選んだわけだ。
そういう意味で欽ちゃんという選択肢は大正解。

しかし欽ちゃん以上のランナーを発掘するのは至難の業だと思う。
いっそのこと、今が旬の小島よしおにみそぎのマラソンをしてもらう、
というのはどうですかね。
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2007-06-08 Fri
ガムのCM  〜美味しさよりも付加価値〜
「ママもこれならOKさ!」というフレーズをご記憶の方はいるだろうか。

ある年代以上の人にとってはおなじみの、
「トライデント・シュガーレスガム」のCMのキャッチコピーである。
確か外国人の男の子がCMの最後にこのコピーを言ってた。

このCMのキャッチコピーからも分かるとおり、
昔はガムは虫歯の原因になるので、
子供にはあまり噛ませてはいけないとされた菓子だったのである。

あれから約20年以上。
時代は流れ、いろんな種類のガムが登場した。

フラボノイドだのキシリトールだの。
眠気を防いだり、口臭を除去するのは当たり前。

昔は虫歯の天敵でしかだったのに、
今や、虫歯予防になるガムまで発売されている。

例えば、フッ素入りガム「キシリッシュ+F」。
宮里藍がCMをしているガムである。
CMでは、虫歯菌が宮里藍に近づこうとするが、
フッ素入り「キシリッシュ+F」を噛んでいるので、バリアができて近づけない。
これを噛めば虫歯予防効果がある、ということをアピールしている。

しかしね〜。
このCMを見るたび、
「フッ素は大人になるともう効果はありませんよ」、って
歯医者さんに言われた事を思い出すのだが。
まあ、本気で虫歯予防のためにこのガムを買う人はいないと思うけど。

でも、虫歯予防ガムが発売されてるくらいだから、
これからさらにいろんな種類のガムが登場するのだと思う。
ボケ防止ガムとかさ。
ガムを噛めば顎の筋肉の運動になって、
脳神経細胞が活性化するとか何とか言って。

と思ったら、ボケ防止ガム以上に驚きのガムを発見。
その名も「バストアップガム」。
ガムを噛んで胸がでかくなるってことか。
原材料の「ワイルドヤム」は南米メキシコが原産地。
なんか気持ち悪いぞ。

ガムという食品の性格上、付加価値をアピールするしかないのだろう。
だけど、一応食品なんだから
もう少し美味しさをアピールするCMがあってもいいのに、とは思う。
それとも、美味しさをガムに求めること自体、間違ってるのだろうか。
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2007-06-04 Mon
24時間テレビのBGMは「負けないで」に確定
今年の24時間テレビのマラソンランナーは欽ちゃんなわけである。
だから、というわけではないが、
ZARDの坂井泉水の転落死のニュースを聞いた後、不謹慎ながら
マラソンのBGMに「負けないで」が流れるのかってことが、
とにかく気になってた。

そんな私の悩みに終止符を打ってくれたのが
ミスター24時間テレビ、徳さんこと徳光和夫だ。

今日徳さんは、今年も24時間テレビで「負けないで」が流れることを、明言。
今年の8月19日の夕暮れ時、
欽ちゃんが「負けないで」をBGMに、ヨレヨレになって武道館付近を走る映像が
お茶の間(死語)に流れることは、ほぼ確定である。

しかし、どうなんでしょうね。
徳さんは、これを明言する前に、坂井泉水の病状についてふれている。
子宮頸がんが、肺に転移。これがかなり危険な状態であることを説明。
さらには、坂井泉水もこれを知っていただろうってことを説明。
私には坂井泉水が自殺だったことを
ほのめかしているようにしか聞こえなかったんだけど。

自殺したってことは病気に負けてしまったってこと。
なのに「負けないで」ってBGMはいいのだろうか。
負けることがいけないなんて、これっぽっちも思わない。
だけど、番組の流れとしては、非常に不適切な感じがしたんだけど。

自殺だと断定されてたら「負けないで」を使わないだろう。
自殺とは断定されてないから、番組を盛り上げるツールとして
使おうってことなんだろう。
それなら、死亡原因には触れずに放送すべきだったと思うんだけど。

昨年のマラソンランナーには、
どんなに走っても元気なアンガールズを起用して失敗。
そのせいで、批判が殺到した。

今年は確実にヘロヘロになってくれる欽ちゃんを起用したのはみえみえ。
そして、坂井泉水の死を変に強調して番組を盛り上げるんだろう。
「天国の坂井さんも応援してくれてます」とか言ってさ。

あまりにあざとすぎ。
今年は例年以上に見る気が失せるだろう、24時間テレビである。
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なかのひと