2007-03-07 Wed
渡鬼と民法772条
「渡る世間」と冠しつつ、実社会とは一切無縁の雰囲気が漂う
渡る世間は鬼ばかり」であるが、たまに時事ネタも取り上げてる。
先週は最近話題の民法772条問題が取り上げられてた。
「離婚後300日以内に誕生した子は前夫の子と推定する」という規定だ。

岡倉家の五女葉子(野村真美)が、
透(21世紀の石原裕次郎こと徳重聡)と結婚。
だけど、葉子の子供が前夫・宗方(井上順)と
離婚してから300日以内に生まれそう。
宗方の子として戸籍に記載されるかも、という展開。

法律で前の夫の子供になるって決まってるんです」(中島唱子)
馬鹿なこと言ってないで、さっさと仕事しろっ!!」(岡本信人)

民法の規定を馬鹿の一言で切り捨てるとは、
さすが渡鬼。さすが橋田壽賀子先生である。

ニュースではこの民法の規定が明治時代に作られたことを強調。
時代に合わせて法律を変えなくちゃいけない、っていう論調になってる。

時代に合わせるってのがどういう事かよく分からないけど、
前夫との親子関係を勝手に推定するよりも
DNA鑑定しろってことなのだろうか。

もしかして将来的には、子供ができたら必ずDNA鑑定して、
父子関係を証明してから戸籍を作れ、
なんて事になったりしたりして。

ありえない事じゃない。世知辛い世の中である。

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2007-03-03 Sat
結婚しても離婚しても・・・・・  〜宇多田ヒカル離婚〜
なにが起こるか分からない世界なら、
全(すべ)ての確信は希望であり、
また希望こそが最大の確信でもあると思うのです。


人生お悩み相談のカウンセラーのお答えか、
宗教・政治団体のキャッチコピーか、はたまた
プロ野球選手のメジャーリーグ行きの決意表明とも思えるこの文章。

宇多田ヒカルが19歳で結婚したときに
自身のホームページで発表したコメント
である。

この後に「愛する人と堂々と人生を歩んで行きたいという
自然な気持ちからの決断です」という文章が続く。

CDが驚異的な売り上げを記録したとはいえ、たかだが19歳の小娘が
結婚ごときでなんて大上段に構えた物言いをするんだろう、
離婚したらみっともないぞ、と思ったもんだ。

そして、やはりというかなんというか、
結婚生活4年半目で離婚することが発表された。

でも、こういう人たちって離婚したときは離婚したときで、
妙にさわやかなコメントを出すんだよね。

宇多田ヒカルはホームページで
『「4年半の結婚生活から、二人とも多くを学び、成長したと思います。
「離婚は残念なことだけれど、出会えてよかったね」と二人で話しました。」』
とコメントを発表。

残念な結果にはなったけど、後悔はしていない。
挫折だって私の人生ではプラスなの
」ってとこか。
結婚したときに言ってた「希望」だの「確信」が
間違ってたことについての釈明なんてあるわけがない。

あれだけもの凄いコメント出して結婚しておいて、
あっさり離婚するのって恥ずかしくないのだろうか。
恥ずかしくないんだろうな。
これから先も宇多田ヒカルは人生とか語ったりするんだろう。
昔のコメントにこだわってるこっちが馬鹿みたいだ。

まあ、たかだがホームページの離婚発表コメントに
文句言っても仕方ないんだけどさ。

Flavor Of Life Flavor Of Life
宇多田ヒカル (2007/02/28)
東芝EMI



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2007-03-01 Thu
菊池凛子、とりあえずファッションに期待  
バベル」がまだ日本で公開されていないため、
菊池凛子についてほとんどの日本人は
外国で助演女優賞にノミネートされたって事だけで捉えている


映画では黒髪だったのに、
授賞式では金髪になっていることについては、
アカデミー賞の授賞式に出るくらいなら金髪にしなくっちゃね」とか。

ゴールデングローブ賞で着てた衣装を見て
「なんじゃこりゃ」と思っても、
「ゴールデングローブ賞だからちょっとは奇抜な格好しなくちゃね」とか。

とにかく「外国で助演女優賞にノミネート」という権威にひれ伏すばかり
先日行われた日本アカデミー賞授賞式で
誰が最優秀助演女優賞を受賞したか知らないくせに、
菊池凛子がアカデミー賞のに助演女優賞にノミネートされた事は
知っているという日本の状況。

だけど現地アメリカで、彼女がゴールデングローブ賞で着てた
衣装の評価は、最悪だったらしい。

ちょっと検索したら、あのときの衣装を酷評してる
ホームページを発見。
ピンク色の悪夢
分別ある人間には着られない服」と
散々な言われよう。

アメリカ人もあの衣装は変だと思ってたんだ、と
ちょっと安堵したりして、ちょっと情けない。

今後彼女をメディアで見かける機会も増えるだろうが、
とりあえず私は彼女のファッションに注目していく。

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2007-02-26 Mon
作詞家に軍配! 〜森進一「おふくろさん」騒動〜
今回の森進一が歌詞を追加した騒動で、
改めて「おふくろさん」の歌詞を読んでみた。

まず、本体の歌詞。
ワイドショーで知ったのだが、
作詞家の見解では、おふくろさんは「仏」なのである。

おふくろさんよ おふくろさん
空を見上げりゃ 空にある
雨の降る日は 傘になり
お前もいつかは 世の中の
傘になれよと 教えてくれた
あなたの あなたの真実
忘れはしない


なるほど、と思った。

仏教に「お慈悲」という言葉がある。
仏・菩薩が人々をあわれみ、楽しみを与え、苦しみを取り除くことである。
仏の慈悲は、子の心が母の心に触れて安らぎを与えるように、
全ての人の心に安らぎを与える。
ぶっとの悩み相談室参照。別に信者ではないです。)

「おふくろさん」はそういう仏の存在を母に仮託している歌なのである。

一方の森進一がイントロ部分に挿入した歌詞。

いつも心配かけてばかり
いけない息子のぼくでした
今はできないことだけど
叱ってほしいよ もう一度


ありがちな、マザーコンプレックスを持つ男の独白である。

この歌詞なら、「東京タワー」に使えるんじゃないだろうか。
「東京タワー」のあらすじを全く知らないんだけど、マザコン男の話らしいし。

「仏」と「マザコン」の世界は相容れない。
作詞家が怒るのも、もっともなのである。

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ブログ開設後半年経過、10000アクセス突破いたしました。
最多アクセス記事は、入試はずるい 〜紺野あさ美慶応合格〜 です。
訪問してくださった皆様、本当にありがとうございます。
今後もジミに更新していきたいと思います
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2007-02-23 Fri
「それでもボクはやってない」のススメ 〜鹿児島県議選買収無罪判決〜
私は、今まで犯罪を犯したことはないし、
これからも、犯罪を犯さずに生きていくつもりである。

警察のご厄介になったり、
刑事事件で裁判所のご厄介になったりすることはない
、と
漠然と信じている。

ちと怪しいのが交通事故だが、
あまり無茶な運転をしなければ、加害者として逮捕され
交通刑務所に行く事までにはならないと思っている。

これは私だけでなく、多くの国民の共有している意識だろう。

逮捕されたり、警察の取調べ受けたり、裁判で有罪判決を受ける人は、
「悪い人」であり、自分とは程遠い存在。
刑事事件に自分は一生縁がないと思い込んでいる。

国民のこういった意識を良いことに、
どんな捜査が実際に行われているか、
国民に対してきちんと開示されていない。

やはり、日弁連の主張するように、
法務省は「捜査の可視化」に努めるべきだろう。

最近、今公開中の痴漢の冤罪について描いた映画、
それでもボクはやってない」を見た。

この映画は、現実の刑事訴訟手続きを忠実に再現している。

ドラマと違って、取調べる部屋は結構明るい。
裁判のとき、公判廷で弁護士や検察官が被告人に接近して質問しない。
(弁護士や検察官が被告人に接近する映画・ドラマが多すぎ。
法廷内をあんなに弁護士や検察官が歩き回るわけがない。)

現実そのままを描いているだけ、独創性は皆無。
にもかかわらず最後まで引き込まれてしまうところに、
あの映画の恐さと面白さがある。

実際にどんな捜査が行われているか垣間見ることができる。
日本の裁判システムを国民に知らしめる上で、
大きな役割を果たしうる映画である。

民法772条の規定に従い出生届を提出したのに、
検察官が誤って女性を起訴した事件。

12被告全員が無罪になった鹿児島県議選の買収事件。

なぜこれらの事件が起こったのか考える契機としても、
「それでもボクはやってない」はお勧めである。

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